第三の力「主婦」!
昨日、菊地先生がご来社下さり、ミーティングを行いました。
下半期から運用開始となる、評価制度の考え方・作り方についてアドバイスを頂きました。
菊地先生と、共に作ったシーネットの就業規則は、いよいよ運用に入りました!
賃金も「○○さんは交通費入れて○○万!」ではなく、賃金規定に基づき、基本給と諸手当をつける形になりました。
法律的には、10人以上の従業員がいる職場では就業規則を作成することになっています。
シーネットは10名未満の会社ですが、会社設立時に就業規則を作成しました。
しかし、その後は全くと言っていいほど活用していませんでした。
しかし、小さな会社こそ、優秀な人材を雇いたいのなら、就業規則を作ってください!
と、大声でお話したいのです。
もちろん、社労士さんを交えて、その会社オリジナルの就業規則を作ることが大前提です。
成人の労働環境・条件で、一番厳しいのは主婦です。
男性は独身、既婚者、どちらも労働環境に大差ありません。
しかし、女性は独身から既婚者になると大きく環境が変わります。
最近は積極的に家事に関わる男性も増えてきていますが、やはり主役は女性。
食事を作る、身の回りの世話をする。
子供が生まれるとさらに主婦の仕事は増えます。
出産を機に退職する女性が多いのは、ほとんどの会社組織では、
家事+子育て(又は介護)+仕事ができる環境が整っていないからではないでしょうか。
時間制限があるし、子供の都合で度々休まれる主婦なんて雇いません!
日本の企業であれば、遅かれ早かれ、そんなことは言えなくなります。
中小企業であれば、なおさら。
労働人口はどんどん減り、フレッシュな労働力、フルタイムの労働力は大企業に流れます。
中小企業が多少の波はありながらも、創造力を持ち、成長し続けるには、
今、眠っている第三の力「主婦」を活用するのが一番の近道です。
働きたい主婦はたくさんいます。
以前のスキルを使って、もっと自分を高めたい方もいらっしゃいますし、
子育てとは違う形で社会に関わっていきたいという方もいます。
そして将来の夢のために収入を増やしたいという方もいます。
ですが、先ほども述べましたように、働ける環境がないのです!
そこを率先して整え、主婦の方に気持ちよく働いていただく。
小さな会社であればあるほど、動き出すためには小さな意欲があればできます。
NHK「クローズアップ現代」の番組ディレクターも、
中小企業から主婦活用に対する柔軟な姿勢をこれからも社会に向けて発信し続けてほしい、
と私たちにメッセージを下さいました。
今日もシーネットのヴィーナスたちは、いきいきとした顔で出勤してきました。
スタッフたちをみて、こんな会社が日本中にあふれるようになることが私の夢なのです!