W杯開幕戦でクロアチアチームに思ったこと
金曜、待ちにに待ったブラジルワールドカップが開幕しました。
開幕戦はブラジルv.s.クロアチア。
自国開催であることや、開幕直前のテストマッチ成績などから、私の周囲でも大方の予想はブラジル圧勝の意見が優勢でした。
結果はご存知の方も多いでしょうけど、予想通りブラジルの勝利でした。
しかし、試合をご覧になった方は、3-1という結果の裏に流れていたものに多くのことを感じ取られたことと思います。
金曜の朝、試合を見て出勤。
サッカー好きのスタッフと軽く感想を話し合いました。
彼女もほぼ同じ感想。
「クロアチアというチームのファンになった。」
「是非、クロアチアには決勝トーナメントに進んで欲しい!」
結果はブラジル圧勝。
でも、内容は五分五分。
微妙な判定や、試合の空気感にも助けられ、ブラジルが勝ちましたが、
私たちがそこに見たのは、クロアチアのチームワークと全員で戦う勇気でした。
ブラジルはタレント勢揃い。
対するクロアチアは名の知れた選手は2~3人。
しかも一番点を取れそうな選手は累積カードで欠場。
そんなクロアチアが初戦に対して磨いてきたのはチームワーク。
一人ひとりの力ではブラジル選手にかなわなくても、連動して走る力でボールを前線に押し上げるシーンを私は何度も見ました。
あれだけの大舞台で国を背負っての試合。
大きなプレッシャーがかかっていたことは容易に想像できます。
ですが、サッカーは個人競技ではありません、共に戦う仲間がいる。
相手がどれだけ大きくても、個人の力ではなくチームで戦えばいい。
シーネットに飾っているなでしこジャパンがW杯で優勝した時のことを思い出させてくれました。
クロアチアは負けたけれども、今回の試合で多くのファンができたに違いありません。
私もスタッフもその一人です。
ぜひ、グループリーグを突破して、何度も私たちに感動を与える存在となってほしいものです。
日本戦、もちろん見ました。
入場の際、コートジボワールの選手には子供たちと話し、笑顔になっているシーンも映し出されていました。
対する日本人選手たちは緊張した面持ちで入場しました。
必要以上に考えすぎて、それが過剰な緊張感を生み、試合中に日本らしいプレーが殆ど見られなかったのではないかと思います。
熱烈に応援するサポーターの一人としては残念ですが、ギリシャ戦では勝つしかないので開き直ってぶつかっていってもらいたいです。
私はかなりのサッカー好き。
日本がワールドカップ初出場を決めたマレーシア、ジョホールバールのスタンドで多くの日本人サポーターと共に涙をながした一人です!
W杯は今回も全試合観戦を目標としています。
生放送で全試合みることは不可能ですので、録画して帰宅後や休日にまとめて見ています。
とても楽しみにしているので、W杯の各ゲームについて話して下さる際には
「今朝のゲーム、○○が負けておしかったですね!」と結果から入るのではなく、
「○○のゲーム見ましたか?」と先に聞いてくださると嬉しいです。
見ていない試合の結果を先に聞いてしまうことほど、悲しいことはありません。
よろしくお願いします!