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グーグルのエリック・シュミット会長来日講演 

投稿日: 2014.11.06

グーグルのエリック・シュミット会長来日講演

先日、Googleの元CEOエリック・シュミット氏による「インターネットの未来と、私たちの働き方」という講演会に参加してきました♪

当初は検索エンジンシステムの会社として登場したGoogle
当時は「Yahoo!とどっちがいい?」程度だったけれども、今や数々のビジネスを同時進行かつ成功させている巨大企業!


Google X」という魅力的なプロジェクトチームがあり、そこから「Google Glass」が出てきたり、無人自動車を開発したりという話題がどんどん出てくる。
また目新しい話題だと「アラン・ユースタス上級副社長が、上空約41キロの成層圏からスカイダイビングに成功、高度世界記録を更新!」という話題まで。

57歳のグーグル幹部、スカイダイヴィング世界記録更新した瞬間(動画あり)wired.jp


この会社の発想の源はどうなってるんだろう?と興味津々で会場入りしました。
余裕を持って開演前に到着できたので、席も前の方でわくわく♪

Google日本法人の代表取締役社長から名誉会長を務めた村上憲郎氏もシュミット氏のサポートとして登壇して下さいました。

グーグルのエリック・シュミット会長来日講演

スピーカーたちは英語で喋るので、日本語同時通訳をイヤホンマイクで聞きます。
「喋っている英語をそのまま聞きたいのに、それじゃ日本語として脳内に入らない!」
はい、英語勉強不足ならではのジレンマを感じました。
では内容に移ります~


良い製品を作ること。

とにかく「良い製品」を作ることが重要。
良いものを作れば、必ずお金は集まってくる。
その際に収益性などは考えず、とにかく「良い製品」を作ることに力を注ぐのです。


優秀な人を必要な数だけ雇うこと。

良い製品を作るためには、優秀な人材を必要な人数雇うことが必要。
Googleはそのために、社内の50%がエンジニア
普通の会社ならばエンジニア20~30%程度。
Googleは50%エンジニアにこだわりあり

そのため、アシスタント的な人材はカット。
アシスタントがするような作業はどんどん自動化を進めます。

また優秀な人材を集めるためにはヴィジョンが必要。
採用に細心の注意を払うので、そぐわない人材が来ることは殆どありません。


評価について

目標については達成度70%くらいが妥当だと見なされます。
ある人が100%目標を達成した場合、立てた目標のレベルが低かった、と判断されます。

評価についてはマネージャーがスタッフを評価するだけではない。
同僚からの評価、部下からの評価も合わせて、その人の評価と見なされます。
誰かを昇進させる場合も、同僚たちからの同意がなれれば昇進不可。
そのような周囲からのプレッシャーで、どんどん成長していくのです。


失敗を受け入れる

ITが分からない世代の人に言いたいのは「若い世代を信頼して、彼らにまかせる」こと!(村上氏)
自分がそれは失敗するぞ!と思っていても、社内から成功したプロジェクトもある。(シュミット氏)
そして失敗しても受け入れる器量を持つこと。


アイディアの生まれる場をつぶさない

新しいアイディアは常に生まれる。
自分で生み出すか、生み出す人を見つけるか。
そのためにも、クリエイティブで、より早く動く人たちと知り合い交流を持つことが大切。

在宅ワークがもてはやされる時代もあったが、狭い場所で顔を合わせて、コミュニケーションを取ることからイノベーションが生まれてくる。
それは何気ない会話から生まれてくることも多い。
だから100%在宅勤務、というのは良くないのではないかと思う。


講演を終えて

一番感銘を受けたのは「エンジニア50%、そのために自動化できることはすべて自動化する」ということ。
私たち主婦の限られた勤務時間の中で大切なのは生産性
そしてそんな時間の中で、アイディアを生み出す時間を作ること

どちらも制度化、自動化、マニュアル化できることはどんどん行い、それによって生産性を上げ、稼ぎ出したスキ間時間で集中してアイディアを生み出さなくてはならないと強く感じました。

新製品のアイディアも必要ですが、自分や周囲の作業を見直して効率化を常に進めることも必要不可欠
フォーカスタイムシーネット生命線になるので、呼びかけながら運用を続けていきたいと思います。

シーネットは、福利厚生サービス代行会社です。
お客様に対応させていただくシーンでは丁寧に時間をかけて行っても、それ以外の事務部分ではスピーディに手間をできるだけ省く、というメリハリが必要ですね。


また、シュミット氏の話を聞いた帰り、私は自分が数段賢くなったような気がしました。
もちろん錯覚ですが(笑)

「自分の作業をちょっと考えてみたら、うまくいくアイディアが浮かぶかも!」というエネルギーのようなもの
そして実際に帰りながらアイディアを考え、完璧ではありませんが、周囲のスタッフに話できる程度の提案が浮かびました

「クリエイティブでより早く動く人たちと知り合い交流を持つことが大切」とありましたが、正にそうだな、と後日こうして書きながら納得。
こういうのも実際に賢い人の話を聞いたり、交流したことの成果だと思います。


この講演会は「How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント」という本の出版記念でもありました。
目下、Googleが考えるライバルはamazonさんらしいです!

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